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もうひとつの沖縄問題

2014年02月26日

Posted by 英坊 at 22:42│Comments(0)
もうひとつの沖縄問題(017)

沖縄問題は在沖米軍問題だけでは無い。

もうひとつの沖縄問題は、沖縄の北方領土、即ち
【奄美大島・徳之島・沖永良部島・与論島】を代表とする【北緯二十九度以南】
の琉球弧の分断問題である。


僕は甚だ疑問である。

何故、沖縄の良識ある人々が「もうひとつの沖縄問題」に対して声を上げないのか。
何故、沖縄の良識ある人々が「もうひとつの沖縄問題」に対して痛みを感じないのか。
何故、沖縄の良識ある人々が「もうひとつの沖縄問題」に対して無関心なのか。

自分たちが虐げられている事さえ分からないのか。
自分たちが「にっぽん国民」として扱われていない事さえ分からないのか。
自分たちが琉球民族である事さえ分からないのか。

僕は甚だ疑問である。

不正は何処まで行っても不正である。
無理は処何まで行っても無理である。
理不尽は処何まで行っても理不尽である。

薩摩の、鹿児島の、「にっぽん政府の」歪みを正すのは、
我ら琉球の先人たちの、我らに対しての願い・望み・使命ではないのか。

僕に言わせれば、薩摩、鹿児島はエグサの塊である。
どれだけの琉球の民の血の上に、今の鹿児島があるのか。

九州では鹿児島の事を「カゴンマー」と呼ぶ。
その語感がすんなりと腑に落ちるのも宜なるかな、である。




 
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