
沖縄問題は在沖米軍問題だけでは無い。
もうひとつの沖縄問題は、沖縄の北方領土、即ち
【奄美大島・徳之島・沖永良部島・与論島】を代表とする【北緯二十九度以南】
の琉球弧の分断問題である。
沖縄のジャーナリズムは何処にあるのか。
日本政府と鹿児島県によって、戦後の混乱期に乗じて、無力な琉球政府を捩じ伏せて、
北緯二十九度以南の沖縄の大事な島々が、沖縄から盗られているこの現実を無視しているのは、
沖縄のジャーナリズムの敗北以外の何物でもない。
沖縄の誰かが「奄美は沖縄では無い。」と言っても、それは何の説得力も持たない。
この問題は血の問題である。
僕は科学的に沖縄と奄美の血縁の濃度を調べたいくらいだ。
間違いなく、鹿児島と奄美の血縁の濃度を遙かに凌ぐに違いない。
何故、沖縄本島の目と鼻の先の島々が鹿児島県なのか。無理無体!
NHKが天気予報時に御丁寧に、与論島と沖縄本島の間に線を引いている。
この映像を見る度に僕は「ワジィワジィ」するのである。
NHKがニュース時に「・・・鹿児島県、与論島・・・」とか言う。
この放送を聞く度に僕は「シニワジィワジィ」するのである。
何故、僕がこの問題に直感的に怒るのかと考えれば、やはり血の問題なのだ。
【奄美大島・徳之島・沖永良部島・与論島】等々の島々は沖縄なのである。
それが「鹿児島県です。」と言われて何の反応も示さない沖縄の人間がいる事は
「アキサミヨー」で「チャースガヤー」です。